【徹底解説】新生銀行のおすすめポイント【ネット銀行】

節約をしたりお得を求めるとき、ネット銀行の活用は必須です。

金利、手数料、サービス内容、どれをとっても都市銀行や地方銀行などより優秀です。

ただ、ネット銀行にも多くの種類があり、銀行ごとに向いている用途が異なります。

それを知らずに利用すると、「無駄な手数料を払っていた」、「毎月ATMから手作業で資金を移していた」など、気付かないうちに損することになるかもしれません。

そこで、今回はそんなネット銀行の1つである新生銀行について詳しく解説していきます。

厳密には有人型の店舗もあり都市銀行的な位置づけですが、ネット銀行としての機能が優れているため、当ブログではネット銀行として扱います。

この記事を読むと、こんなことがわかります。

  • 新生銀行の特徴
  • 新生銀行の具体的な活用法
  • どんな人がこの銀行口座を作るべきか

新生銀行の開設を検討されているようでしたら、ぜひ参考にしてください。

この記事の結論

新生銀行は、ポイントを貯めることを目的に利用するのがおすすめの銀行です。

下手な銀行の定期預金の利息より、多くのポイントを獲得できます。

特に、dポイント、Tポイントを中心に貯めている人は、開設を検討する余地があります。

サービスの特徴

ここからは当ブログで重視する基準に沿って、詳細に特徴を見ていきます。

ATM入出金・他行振込

この銀行を活用するうえでカギとなるのが、「新生ステップアッププログラム」という、利用者のサービスの利用状況に応じたランク制度です。

この達成度合いによって決まる3つのステージによって、以下のサービス優遇が受けられます。

STANDARDGOLDPLATINUM
ATM入出金手数料
無料回数
なし無制限
(一部ATMは対象外)
無制限
(一部ATMは対象外)
他行宛振込手数料
無料回数
1回/月5回/月10回/月

公式サイトより一部引用

ちなみにSTANDARDについては無条件で適用されます。

STANDARDだとATM入出金手数料は無料にできませんが、GOLD以上になれば都市銀行などのATMを除き、無制限に無料となります。

そして、ステージ達成条件のうち、比較的達成しやすいものを以下にピックアップしました。

達成条件GOLDPLATINUM
預入資産月間平均200万円月間平均2000万円
積立投信積立にて投資信託を購入されかつ、
前月21日~当月20日までに約定日を
迎えていること
なし
クレジットカード「新生アプラスゴールドカード」の自動
引き落とし口座に新生総合口座パワーフ
レックスを登録いただき、27日(金融機
関が休日の場合は翌営業日)のお引き落
とし金額が1円以上であること
「ラグジュアリーカード」の自動引き
落とし口座に新生総合口座パワーフレ
ックスをご登録いただき、27日(金融
機関が休日の場合は翌営業日)のお引
き落とし金額が1円以上であること

正直、かなり厳しい条件です。

PLATINUMに至ってはラグジュアリーカードの利用者以外は難しいです。

ただ、どうしてもGOLDを手軽に達成したい場合は、積立の条件をクリアするのがよいでしょう。

値動きの穏やかな日本国債を積立購入しておき、毎月購入した後に即売りすることでクリアするという方法です。

さらに、後述の新生ポイントプログラムの中に、積立投資信託を月5000円以上行うと10ポイント獲得できる特典もあります。

つまり、日本国債の値動きに連動する投資信託を月々5000円積立てる設定をすることで、元本割れのリスクを最小限に抑えながらGOLDステージを達成できます。

具体的にこの用途に向く日本国債連動型の投資信託は、「野村インデックスファンド・国内債券 愛称:Funds-i 国内債券」になります。

ちなみに、GOLDの達成条件の一つとなっている新生アプラスゴールドカードについては、クレジットカードとしての性能に乏しいので利用する価値はありません。

ATM入出金

ATM入金手数料はステージに関係なく、月何回でも無料となっており優秀です。

一方、ATM出金手数料はSTANDARDだと無料になりません。

出金手数料を無料にしたい場合は、GOLD以上のステージを達成する必要があります。

対応ATMはセブン銀行、イオン銀行、ゆうちょ銀行、都市銀行など幅広く対応しているため、入出金できない人はまず居ないと思われるほど充実しています。

他行振込

始めから適用されるSTANDARDでも月1回は無料になるので優秀です。

また、GOLD以上を達成できる人は一気に振込手数料無料回数が増える優秀な銀行となります。

自動化設定

銀行間の資金の振替や貯蓄を自動的に行うサービスはありません。

そういう意味では、他のネット銀行と比較して明確なウィークポイントと言えます。

普通預金金利

こちらは0.001%。至って普通の預金金利です。

預金残高が1000万円を超えたり、PLATINUMステージを達成することで金利優遇がありますが、それでも最高で0.003%なので、狙う価値はないです。

金利に関しては期待しない方がよいでしょう。

その他

ポイントサービス

この銀行の真骨頂は「新生ポイントプログラム」と呼ばれるポイントサービスにあります。

毎月、dポイント、Tポイント、nanacoポイントの中から貯めたいポイントを選んでエントリーすることで、新生銀行の利用に応じたポイントが貯まります。

選ぶポイントは特にこだわりがなければ、共通ポイントとして用途が広いdポイントかTポイントがおすすめです。

共通ポイントは使い道が豊富で現金と同等に使えます。

具体的なオススメの使い方は以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。

【錬金術】共通ポイントの出口戦略を解説!
ポイントの中でも貯めやすく、使い道も広いのが四大共通ポイント(Tポイント/楽天ポイント/dポイント/Pontaポイント)です。特に、現金と同等に使える手段や、1ポイント1円以上の価値で使える方法が豊富なのがうれしいところです。...

そして、これらのポイントが貯まる条件は以下のとおりです。

獲得条件ポイント数月間上限
新生ポイントプログラムにエントリー1
インターネットバンキングにログイン3
新生銀行から配信される特定のメールを受信3
新生銀行のSNS公式アカウント(facebook、Twitter、LINE)
いずれかで、特定キーワードを入力
3
口座へ1回1万円以上の振込入金25/回月200
クレジットカードや公共料金の引落口座を新生銀行にする50/回月100
GAICA(Flex機能付き)を使用して、海外のATMで出金する50/回月100
GAICA(Flex機能付き)を使用して、国内外のVisa加盟店で
ショッピングを利用
200円につき2月100
投資信託を毎月5000円以上積立10
外貨預金を毎月10000円以上積立10
円から外貨への交換10万円以上で20
50万円以上で100
100万円以上で200
外貨定期預金の取引10万円以上で20
50万円以上で100
100万円以上で200
新生銀行への外貨送金100
WEB予約経由による資産運用の相談50年2回
金銭信託の取引による50万円以上の引落200
資産運用商品の合計取引金額30万円以上で200

公式サイトより引用

条件を達成しやすいものは赤太字にしています。

この部分だけで月200ポイント以上は簡単に貯められます。

新生銀行は普通預金金利は普通ですが、ポイントを利息代わりに稼げる感覚の銀行と言えます。

なお、一覧の後半にある各種サービスについては、多くのポイントをもらえるものもありますが、リスクが高かったり、手数料が多く取られるサービスばかりのため、ポイント目当てで利用するには割に合いません。

活用方法

この銀行の具体的な用途をまとめます。

とにかくポイントを獲得することが、この口座を利用するメインの目的になります。

代表的な使い方としては、以下が考えられます。

生活費口座

上述のポイントの獲得上限の中に他行からの振込があります。

ポイント獲得上限目いっぱいまでクリアすると、毎月8万円が入金されることになります。

このため、生活費に日々使うお金やクレジットカードの引落をこの口座に集約させるのがおすすめです。

なお、他行振込の獲得条件を満たすために、他行振込手数料の無料回数が多く、自動振込サービスを備えている銀行と相性がいいです。

具体的には住信SBIネット銀行との組み合わせがベストと言えるでしょう。

住信SBIネット銀行の詳細は以下からご確認ください。

まとめ

この記事では、新生銀行について詳細を見ていきました。

新生銀行は、ポイントを貯めることに特化した銀行です。

普段の生活の中で銀行のサービスを活用していくなかで、自然とポイントを貯めることができます。

特に、dポイント、Tポイントを中心に貯めている人にとっては、生活費口座として利用するのに適した銀行と言えるでしょう。

お得な開設方法

この記事の最後に、新生銀行のお得な開設方法を紹介します。

新生銀行は新規口座開設者向けに最大7,000ポイントを獲得できるキャンペーンが常設で開催されています。(こちらのポイントも dポイント、Tポイント、nanacoポイント から選べます。)

ポイントサイトの活用

もちろん、上記の公式サイトから直接申し込んで開設しても問題ないですが、ポイントサイトを介して行うのがオススメです。

新生銀行自体のキャンペーンに加えて、さらにポイントを上乗せできるからです。

日にちによって獲得できるポイント数に変動がありますが、500ポイント程度のポイントをもらえることが多いです。

特に、当ブログでは以下のポイントサイトを候補として推奨しています。

これらのサイトはポイントの出口戦略を立てやすく、他社ポイントへの変換・現金化といった方法が豊富なためオススメです。

詳細については、以下のページを合わせてご覧ください。

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