ソフトバンクやワイモバイル、LINEMOの回線を利用している人ならぜひ利用したいのがソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いです。
ちょっとしたテクニックを活用することで、日々の決済をよりお得にすることができます。
この記事ではソフトバンク系回線を契約している人に向けて、 ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いのオススメの使い方を解説していきます。
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いとは

スマートフォンやパソコンなどで購入したデジタルコンテンツやショッピングなどで発生した支払いを、月々の携帯電話料金と一緒に支払う決済サービスです。
そして、この決済サービスはPayPayやソフトバンクカードの残高へのチャージに使えるという特徴があります。
これの何がメリットなのかと言うと、携帯料金の支払いにクレジットカードを紐づけておけば実質的にクレジットカードからPayPayやソフトバンクカードにチャージできる点です。
ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いには利用上限が設定されています。
利用者年齢 | 利用可能額 |
---|---|
12歳未満 | 最大2,000円/月 |
満20歳未満 | 最大20,000円/月 |
満20歳以上 | 最大100,000円/月 |
ただし、いきなり上記表の上限目一杯まで使えるわけではなく、回線契約者の契約内容・利用状況などによって利用可能額が自動設定されます。
そして、利用状況に応じて上限額まで利用可能額が増額されていく仕組みとなっています。
このため、利用開始早々いきなり高額な決済には利用できないので注意が必要です。
PayPay

PayPayは説明不要なほど有名なQRコード決済ですね。
PayPayでソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを活用する最大のメリットはPayPayボーナスの還元を受けつつ、あらゆるクレジットカードでチャージして支払えるようになる点です。
通常、PayPayではVISA/MasterCardブランドのクレジットカードのみを紐づけて支払いができ、PayPay自体の還元を受けられません。
それをソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを挟むことで、いいとこどりができるイメージです。
PayPayでPayPayボーナスを還元する仕組みは公式サイトを参照すると以下のとおりです。
No. | 達成条件 | 追加還元率 |
---|---|---|
1 | 基本付与分 | 0.5% |
2 | 300円以上の支払いを30回以上かつ50,000円達成 | 0.5% |
3 | 以下を全て達成 ・300円以上の支払いを30回以上かつ50,000円達成 ・対象サービス(※)のうち月3種類以上利用 ・Yahoo!プレミアム会員登録 ・PayPayアカウントとYahoo! JAPAN IDを連携 | 0.5% |
基本的には条件が厳しいため、普通に使っている分には基本の還元率0.5%が限界かと思います。
ただし、次に紹介する方法でNo.2の条件もラクに手出し無しでクリアできるようになります。
携帯料金PayPay支払い
ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOの携帯料金の支払いをPayPayで支払えるサービスです。
このサービスには、以下の特徴があります。
- 支払い金額を何度でも指定し、支払いできる
- 払い過ぎても9ヵ月後に返金される
この特性を利用して、月300円の携帯料金の支払いを30回に到達するまで繰り返すことで、先述の条件をクリアできます。
これにより、無駄な買い物をせずにPayPayの還元率を1%以上にすることができるのです。
ただし、以下の注意点もあります。
- 携帯料金PayPay支払いに対してはPayPayボーナスの還元なし
- PayPayの利用が少ない月だと万単位の資金が9か月間拘束される
基本的にはPayPayをメインの決済手段にしている人が月末の決済回数の追い込みに使うのがオススメになります。
また、この他にPayPayを還元率で使う方法については以下の記事でも解説していますので、合わせてご覧ください。
ソフトバンクカード

ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMOといった、ソフトバンク系回線の携帯料金プランと契約している人のみが発行できるVISAブランドのプリペイドカードです。
リアルカードも初回は手数料無料で発行でき、決済金額200円につき1ソフトバンクポイント(還元率0.5%)を貯めることができます。
つまり、 ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを活用してソフトバンクカードを使用することで、ソフトバンクポイントとチャージしたクレジットカードのポイントの2重取りができるようになります。
また、スマートフォンに登録すれば、電子マネーiDでの支払いとしても利用できます。
なお、ソフトバンクカードへのチャージ方法はソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い以外では以下の方法があります。
- ATMから現金入金
- セブン銀行ATM
- ゆうちょATM
- Tポイント
100pt→85円分としてチャージ。 - 銀行口座振込
- PayPay銀行:口座振替によるチャージ。本人確認完了後はチャージした残高を現金引き出し可。
- りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行:24時間手数料無料でチャージ可。ソフトバンク・ワイモバイル携帯電話の支払い口座への設定が必要。
- その他銀行振込:各自に割り当てられたチャージ専用の銀行口座(PayPay銀行)に振り込む方式。自身が利用している銀行によっては振込手数料が発生
現金支払いや銀行振込系のチャージ方式が多いです。
クレジットカードから直接チャージする手段はないので、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを経由する方法が唯一クレジットカードを利用してチャージする手段となります。
PayPayを利用できない店舗でキャッシュレス決済をしたい場合は、ソフトバンクカードを活用するのがオススメとなります。
オススメの活用法
ソフトバンクカード単体ではリアルカードでの決済やiDでの支払いに利用できます。
また、3Dセキュアにも対応しており、ネット上でもプリペイドカードとして幅広く決済に活用できます。
これに加え、特にiPhoneユーザーにオススメしたい使い方がApple Payです。
ソフトバンクカードはApple Pay上ではVISAブランドのコンタクトレス決済に対応しています。
さらにApple PayからのチャージでモバイルSuicaやモバイルPASMOにもチャージできるのです。
チャージした決済額もソフトバンクポイントの付与対象となるうえ、決済範囲が広くなるので最もオススメの使い方とります。
お得な支払い方法

PayPayやソフトバンクカードの残高へチャージできるソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いですが、よりお得にするためには、そうしてまとめた携帯料金の支払いを高還元率で行う必要があります。
ここからは具体的に携帯料金の支払いに設定したい高還元率な決済方法を紹介していきます。
Kyash
万人にオススメできる方法がKyashです。
KyashはVISA/MasterCardブランドのクレジットカードなら何でも紐付けてチャージでき、0.2%(月100ポイントまで)のポイント還元を受けることができるプリペイドカードです。
その他、Kyashの詳細は以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。
例えば、エポスゴールドカードと組み合わせると以下のような使い方ができます。
エポスゴールドカード(1.5%)→Kyash(0.2%)→ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い→ソフトバンクカード(0.5%)
これで合計2.2%還元でソフトバンクカードを使えます。
エポスゴールドカードは条件を満たせば年会費無料で保有できるうえ、年間で100万円以上利用すれば実質1.5%で利用できるゴールドカードです。
エポスゴールドカードの使いこなし方やお得な申込方法は以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。
アメックスプロパーカード
アメックスのプロパーカードもオススメできます。
アメックスのプロパーカードのデメリットは、多くのプリペイドカードや電子マネーへのチャージがポイント付与対象外であったり、付与されても還元率が半減する点です。
しかし、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いなら携帯電話料金の支払いとして扱われるためポイントが満額付与されるのでデメリットを回避できるのです。
まとめ
この記事では、ソフトバンクやワイモバイル、LINEMOの回線を利用している人が使えるソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いというサービスを紹介しました。
- ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
- PayPayやソフトバンクカードの残高へのチャージを携帯料金と一緒に払えるサービス
- 携帯料金は還元率2~3%で決済する方法がある
- PayPay
- 最もオススメの決済手段
- 基本還元率0.5%。ヘビーユーザーなら1%にする方法もあり
- ソフトバンクカード
- 実店舗でのリアルカード決済やiDとして使用する場合にオススメの決済手段
- 基本還元率0.5%
都度チャージが必要であったり、利用上限があるなど注意点もありますが、ソフトバンク系回線の利用者だけが使えるお得な決済手段です。
利用可能な人はぜひ使い倒してしまいましょう!
コメント