ポイント運用というサービスがあります。
ポイントをそのサービスに預けるだけで、ポイントそのものを増やせます。
普段使わないで貯めているポイントがある場合、そのまま何もしないよりも、このサービスを利用して増やしていくという使い方もできます。
そんなポイント運用の中でも、特に活用したいのが永久不滅ポイント運用です。
この記事では、ポイントを貯めている人に向けて、更にポイントを増やしていくアイデアとして、以下の内容を解説していきます。
- ポイント運用の特長と真のメリット
- 永久不滅ポイント運用をオススメする理由
- ポイント運用を行う上での心構え
ポイントはたくさん貯め、増やし、現金化するものです。
ポイントを増やす情報は、少し知っているだけで周りと大きく差がつくワザなので、ぜひ参考にしてください。
この記事の結論
まず、結論から言います。
ポイント運用のメリットと永久不滅ポイント運用の優秀な点は以下のとおりです。
- ポイント運用のメリットは運用で増えた分のポイントを実質的に非課税とできること。
- 永久不滅ポイント運用の強み
- ポイントを集めやすい
- 権利落ち日を気にしなくてよい
- 増量キャンペーンとの併用が可能
- ポイント運用は投資である以上元本割れすることがある。リスク許容度を踏まえ暴落に備えた計画的に取り組むべき。
投資として、しっかり取り組めば利益を出しやすいポイント運用です。
次から、そのサービスの特長を詳しく解説していきます。
ポイント運用とは?

そもそもポイント運用とは、ポイントを使って疑似的に株や投資信託などの金融商品を運用するサービスです。
ポイントを指定のサービスに預け入れると、対象の金融商品の価格変動に合わせてポイントが増減します。
そして、引き出す際はその増減後のポイントを受け取れるサービスになります。
代表的なサービスと運用できるポイントとしては、以下があります。
- 永久不滅ポイント運用:永久不滅ポイント
- エポスポイント運用:エポスポイント
- PayPayボーナス運用:PayPayボーナス
- au PAYポイント運用:Pontaポイント
- dポイント運用:dポイント
各サービスで連動する金融商品に違いはありますが、基本的なサービスの仕組みは同じです。
なお、このポイント運用と似た名称として、「ポイント投資」というサービスもあります。
こちらはポイントを使って実際に証券口座で金融商品を購入できる仕組みです。
当ブログではポイント(特に共通ポイント)のオススメの使い方として現金化する手法も紹介していますが、それもこのポイント投資を利用した方法です。
具体的なオススメの使い方は以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。

ポイント運用とポイント投資の違い
ポイント運用のメリットとデメリットをポイント投資と比較しながら見ていきます。
ポイント運用 | ポイント投資 | |
---|---|---|
サービス概要 | ポイントをそのまま運用 | ポイントで金融商品を購入 |
売却時の扱い | ポイントのまま返却 | 現金として返却 |
証券口座開設要否 | 不要 | 必要 |
税金の取扱 | 一時所得として扱い、50万円 までは実質的に非課税 | 株や投資信託に投資した場合、 利益額に対して20.315%の課税 |
資産保護 | 薄い 法律上の保護はなく、 企業の規約次第 | 手厚い 株や投資信託の場合、分別管理や 日本投資者保護基金での保護あり |
赤字が優れている点、青字が劣っている点です。
この一覧からポイント運用のメリットとデメリットを簡単にまとめると、資産保護の観点では心許ない点がデメリットですが、利益を実質非課税にできる点がメリットと言えます。
この税金の点について補足すると、ポイント運用に関する法令は無く、クレジットカードで得られるポイントと同じ一時所得の扱いとなると考えられます。(参考:国税庁HP)
一時所得は年間50万円までの特別控除額があるため、実質的に50万円を超えなければ非課税にできると言う考え方です。
以上を踏まえると、ポイント運用とポイント投資は以下の使い分け方がよいと考えます。
- ポイント運用:ポイント自体をさらに増やして、お得を追求する。
- ポイント投資:ポイントを現金として引き出すか、長期投資の一環として資産に加える。
そして、このポイント運用の中でもお得さを重視する場合、永久不滅ポイント運用が強力なメリットを持っています。
永久不滅ポイント運用とは?

永久不滅ポイントの特徴
永久不滅ポイント運用が優秀であることの解説する前に、永久不滅ポイントの特徴を紹介します。
永久不滅ポイントは、クレディセゾン/UC系のカードで貯めることができるポイントで、基本的には1,000円ごとに1ポイント付与されます。
アイテムに交換したり、商品券に交換したりと様々な用途があり、利用方法によってポイントの価値が変わります。
最もレートのいい価値で1ポイント5円相当になり、その利用方法は以下の特定のポイントやギフト券への交換になります。
交換先ポイント | 最低交換ポイント数 | 交換後の価値 | 注意点 |
---|---|---|---|
Amazonギフト券 | 200pt | 1,000円 | |
dポイント | 200pt | 1,000pt | |
Pontaポイント | 200pt | 1,000pt | au回線利用者限定。 |
プリンスチケット | 200pt | 1,000円 | |
モスカード | 400pt | 2,000円 | |
ベルメゾンポイント | 200pt | 1,000pt |
1ポイント=5円相当で交換できる対象は利用範囲が限定的なものがやや多いですが、Amazonギフト券やdポイント(au回線利用者であればPontaポイント)に交換できる点は優秀です。
基本的には、これらのポイントやギフト券に交換して利用するのがよいでしょう。
永久不滅ポイント運用の特徴
永久不滅ポイント運用では投資先の商品として、以下の投資信託や株式が選べます。
- 投資信託コース
- アクティブコース:大和証券ロボアドバイザー(ダイワファンドラップ オンライン)「より積極運用スタイル」に連動
- バランスコース:大和証券ロボアドバイザー(ダイワファンドラップ オンライン)「より安定運用スタイル」に連動
- 資産形成の達人コース:セゾン資産形成の達人ファンドに連動
- グローバルバランスコース:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに連動
- 日本株(TOPIX)コース:iFree TOPIXインデックスに連動
- アメリカ株コース:iFree S&P500インデックスに連動
- 株式コース
- 日清食品
- カルビー
- ホンダ
株式コースについては、対象商品が少なすぎるので、特段の理由が無い限りは特にポイント運用するメリットはありません。
投資信託を選ぶ際の基準は、「コストは十分に低いか」、「長期で右肩上がりの指数として期待できるか」の2点が挙げられます。
その基準で選ぶと、永久不滅ポイント運用で選ぶべきコースはアメリカ株コースが最適です。
特にこの投資信託はS&P500への連動を目指しているので、運用商品としては最適解の1つと言えます。
また、実際に売買を行ってから反映されるまで、以下のようにタイムラグが発生します。
申込締切 | 終値の確定 | 運用口座画面に反映 | 履歴画面に反映 | |
---|---|---|---|---|
投資信託コース (日本株コース以外) | 営業日 14:00 | 翌営業日 15:00 | 翌々営業日 17:00頃 | 翌々営業日 17:00頃 |
投資信託コース (日本株コース) | 営業日 14:00 | 営業日 15:00 | 翌々営業日 17:00頃 | 翌々営業日 17:00頃 |
株式コース (買付時) | 営業日 14:30 | 営業日 15:00 | 営業日 17:00頃 | 営業日 19:30頃 |
株式コース (売却時) | 営業日 14:30 | 営業日 15:00 | 営業日 19:30頃 | 営業日 19:30頃 |
すぐに売買できないという意味でも、株式コースを利用するメリットが乏しいです。
ポイント運用では中長期でのポイント増加を狙うスタイルがいいと言えます。
永久不滅ポイント運用が最もおすすめな理由

ポイントを集めやすい
ポイント運用での実質非課税によるメリットを大きく受けたい場合、やはり一定のポイント数が必要となります。(当然、値下がり時の損失額も多くなりますが)
アメリカ株のインデックスの期待リターンは年率6~7%と言われています。
それを踏まえると、100ポイントしか投入できなければ利益として見込まれる金額もせいぜい6~7ポイントです。
人それぞれのリスク許容度によりますが、運用するポイントとしては万単位で欲しい所だと思います。
永久不滅ポイントはその点、ポイントを多く獲得するための環境が整っていることが強みです。
永久不滅ポイントを直接貯める
永久不滅ポイント単体でポイントを貯める場合、ぜひ利用したいのがセゾンパールAMEX Degitalです。
QUICPayでの支払いで3%還元という特徴が強力なカードです。
永久不滅ポイント運用を行うにあたりセゾン系列のカードが必須となるため、迷ったらこのカードを発行するのがオススメです。
セゾンパールAMEX Degitalの詳細やお得な発行方法は以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。
そんな手軽に高還元率を叩きだせるセゾンパールAMEX Digitalは、紹介経由で発行すると8,000円分のアマゾンギフト券をもらえるキャンペーンをやっています。
もし、私の紹介でもよろしければ、以下のリンクをご活用ください。(個人情報が私に連携されることはないのでご安心ください。)
他社ポイントから交換する
永久不滅ポイントは他のポイントから交換して貯めることができます。
JQ CARDセゾンというカードを発行することで、JRキューポから永久不滅ポイントに交換するルートが開通します。
JRキューポはTポイントから交換できるため、多くのポイントを集めやすい特徴があります。
これらのポイント交換によるポイントの貯め方については、以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。
権利落ち日を気にしなくてよい
これは永久不滅ポイント運用の米国株コースが、S&P500をベンチマークとする投資信託に連動することによる強みです。
株式やETFの場合、配当金が出る商品だと、権利落ち日に配当金分の株価が下がりやすいです。(実際の株価は様々な変動要素で決まるので、あくまで理論上は下がりやすいという話です。)
ポイント運用で投資をしても配当金は受け取れませんから、株やETFに連動する商品は権利落ちにより株価の値下がりだけ被る分、純粋な損失になります。
一方、永久不滅ポイント運用のように投資信託に連動する場合、投資信託の運用会社の方で分配金を受け取って処理してくれるため、投資信託の基準価格に影響が出ません。
dポイント投資の米国大型株テーマ(=IVVに連動)のように、ETFに連動するポイント運用では権利落ち日前に一旦全額ポイントを引出す必要がありますが、永久不滅ポイント運用では権利落ち日に関係なく預けっぱなしで放置できる点がメリットです。
増量キャンペーンとの併用が可能
先述のとおり、永久不滅ポイントは他のポイントと交換により入手することができ、他社ポイントにも交換できます。
その中でも、dポイント増量キャンペーンが開催されると。永久不滅ポイントからdポイントに交換するだけで10%以上増量させることができます。
そして、このポイント交換の対象は当然ポイント運用で増やした分のポイントも対象となります。
つまり、ポイント運用で増やしたポイントをさらに増量キャンペーンで増やすという重ね技が可能なのです。
dポイント増量キャンペーンは年々キャンペーン内容が縮小傾向にあるので、今年も開催されるかは不明ですが、開催された場合は積極的に狙っていくのがオススメです。
ポイント運用の注意点

ここまでメリットを中心に紹介してきましたが、ポイント運用にも弱点があります。
それは、シンプルに元本割れする可能性があることです。
特に永久不滅ポイント運用の中でも最適な対象と述べたS&P500の場合、30%以上の株価暴落が過去8回発生しています。(リーマンショック時には56%も下がる場面がありました。)
ポイントとは言え投資である以上当たり前のことですが、損失が出ることは意識するべきであり、「ポイントを全額突っ込んで増やせば爆益!!」といった発想は安直すぎます。
特にポイント運用は注文からポイント反映までのタイミングが遅くなるので、暴落時にすぐ引出すような対応はできません。
ちゃんと、投資をやるうえ注意すべきリスク分散の考え方を取り入れるべきです。
運用するポイントは一部に絞る
ポイントをそのまま保持すれば、増えることはないですが、元本割れすることはありません。
このため、ポイント運用に回すポイントの量や割合を予め決めておくべきです。
例えば、ポイント運用とそのままポイントで保持しておく量を1:1にした場合、仮にポイント運用の方で50%の暴落を受けた場合も、ポイント全体としては25%の損失で済みます。
もちろん、どれくらいポイント運用に回すかは人ぞれぞれのリスク許容度次第です。
しかし、ポイント全額を運用に回す場合は、それ相応のリスクを引き受けていることは理解したうえで取り組むべきでしょう。
定期的に積立て運用する
暴落がいつ発生するかわからない以上、ポイントの投入タイミングも分散させるのが無難です。
特に値下がり時にも淡々とポイントを投入することができれば、逆に値上がり時により大きな利益を得ることが出来ます。(現にS&P500は過去全ての暴落から立ち直って上昇を続けています。)
そんな、いわゆるドルコスト平均法に則った行動ができるよう、一定のポイントを継続的に投入できるようにすべきです。
「クレジットカード利用で貯めたポイントだけ毎月全て投入する」、「毎月5,000ポイントを永久不滅ポイントに変換して投入する」といった、自分なりのポイント投入ルールを決めておくのがオススメです。
まとめ
この記事では、ポイント運用の特長を解説し、オススメのサービスとして永久不滅ポイント運用を紹介しました。
解説した内容をまとめると以下のとおりです。
- ポイント運用のメリットは運用で増えた分のポイントを実質的に非課税とできること。
- 永久不滅ポイント運用の強み
- ポイントを集めやすい
- 権利落ち日を気にしなくてよい
- 増量キャンペーンとの併用が可能
- ポイント運用は投資である以上元本割れすることがある。リスク許容度を踏まえ暴落に備えた計画的に取り組むべき。
ちゃんと用法用量を守って取り組めば、安定した利益を出せるのがポイント運用です。
寝かしているポイントがある場合は、ぜひ取り組んでみてください。
先述のとおり、永久不滅ポイント運用を始めるにはセゾン系列のカードが必須です。
その1枚目としてオススメな、セゾンパールAMEX Degitalをお得に発行する方法を紹介します。
セゾンパールAMEX Digitalのお得な発行方法

セゾンパールAMEX Digitalには、複数のお得な申込み方法があります。
以下のように、獲得できる特典の種類で判断するとよいでしょう。
- 手間をかけずに8,000円分の特典を受けたい/Amazonギフト券が欲しい
→紹介での申込み - Amazonギフト券よりもポイントサイトのポイントを貯めたい
→ポイントサイトを経由しての申込み
次に各申込みによる特典の詳細を紹介します。
どの申込み方法でも受けられる共通特典
まず、セゾンパールAMEX Digitalでは申込みルートに関係なく、2022年1月31日までに入会した人限定でQUICPayでの支払いが5%還元になるという特典を受けられます。
ただし、発行した日が属する月の翌月末までの決済が5%還元の対象、と期間が短いので注意が必要です。
紹介での申込み
既にセゾンカードを所持している人の紹介で申込むとさらに以下の特典を受けられます。
入会翌々月末までに50,000円以上の利用でAmazonギフト券8,000円分をプレゼント
セゾンパールAMEX Digitalを紹介で発行したい人は以下のリンクから申込んでください。
ポイントサイトの活用
セゾンパールAMEX Digital は公式サイトから直接申込で発行することも可能ですが、ポイントサイトを経由するのもオススメです。
上記の5%還元の特典に加えて、追加でポイントを獲得できるからです。
特に、当ブログでは以下のポイントサイトを候補として推奨しています。
これらのサイトはポイントの出口戦略を立てやすく、他社ポイントへの変換・現金化といった方法が豊富なためオススメです。
詳細については、以下のページを合わせてご覧ください。

各種ポイントサイトに登録したい場合は、以下のリンクをご活用ください。
コメント