d払いはドコモが提供するQRコード決済です。
日本で最も有名(と思われる)PayPayと比較すると知名度や決済できるお店の範囲は劣りますが、ポイント還元を受けやすいというメリットがあります。
そんなd払いについて、もっとお得さを追求したい人に向けて、より還元率を高める方法を解説していきます。
特にd払いはPayPayでは実現できない還元率の上げ方もあるので、ぜひ参考にしてください。
この記事の結論
d払いの還元率を上げるオススメの方法は以下のとおりです。
- Revolut + au PAYプリペイドカード
→2%以上の還元率を手軽に達成できる組み合わせ - ANA JCBプリペイドカード + 高還元のJCBブランドカード
→JCBブランドのクレジットカード所有者ならコレ - ANA JCBプリペイドカード + 楽天銀行JCBデビット
→クレジットカードを使えない/使いたくない人にオススメの方法
d払いは国際ブランドを問わずクレジットカーを紐づけることができるメリットがあります。
この特徴から、PayPay以上にポイント多重取りができる組み合わせがあります。
具体的なクレジットカードも紹介していきますので、合わせて参考にしてください。
d払いの還元率の仕組み
まず、d払い単体での基本となる還元制度からです。
d払いで決済を行うとdポイントが貯まります。基本的な還元率は以下のとおりです。
- 街のお店:0.5%還元
→200円(税込)につき1ポイント - ネット:1%還元
→100円(税込)につき1ポイント
d払いは決済元(チャージ残高や紐づけたクレジットカードなど)の違いに関係なく一律で上記還元を受けられるのがメリットです。
一応、ドコモ回線やahamo回線を利用しているなら、さらにd払いステップボーナスという特典も利用できます。(2021年9月1日(水)~2022年3月31日(木)の期間)
ただ、ここで紹介するのは無意味と思われるほど還元率アップ条件が厳しいです。(具体的な条件はキャンペーンサイトを確認ください)
d払いの還元に関しては元から付与される還元だけを狙う方が効率がよいです。
また、d払いは3Dセキュアに対応しているクレジットカードなら、国際ブランドを問わず支払い元に紐付けられる特徴があります。
そのため、d払い自体の還元を抑えつつ還元率を上げるためにオススメしたいのげ、プリペイドカードと組み合わせる方法です。
Revolut + au PAYプリペイドカード

万人にオススメできる方法がau PAYプリペイドカードとRevolutを組み合わせる方法です。
au PAYプリペイドカードは0.5%還元でPontaポイントを貯められるプリペイドカードです。
クレジットカードからチャージして使えるので、ポイント2重取りに向いた優秀なカードです。
具体的なチャージ条件や活用方法、お得な発行手順は以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。
ただし、au PAYプリペイドカードは3Dセキュアに対応していないため、d払いの支払い元として紐づけるには不十分です。
そこで、登場するのがRevolutです。
RevolutはVISAブランドの3Dセキュアに対応したデビットカードです。
ポイント還元制度はないですが、au PAYプリペイドカードからチャージできるという特徴があります。
このため、Revolutを経由することでau PAYプリペイドカードのデメリットをカバーできるのです。
Revolutのその他メリットやデメリットは以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。
このようにau PAYプリペイドカードとRevolutを組み合わせることで、例えば以下のような使い方ができます。
エポスゴールドカード(1.5%)→au PAYプリペイドカード(0.5%)→Revolut(0%)→d払い(0.5%)
これで合計2.5%還元でd払いを使えます。
エポスゴールドカードは条件を満たせば年会費無料で保有できるうえ、年間で100万円以上利用すれば実質1.5%で利用できるゴールドカードです。
エポスゴールドカードの使いこなし方やお得な申込方法は以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。
ANA JCBプリペイドカード

d払いのメリットは国際ブランドを選ばずクレジットカードを支払い元に設定できることだと述べました。
もちろんJCBブランドのカードもその対象ですので、d払いはJCBブランドカードの高還元化を狙えるというメリットがあります。
そして、特にオススメしたいのがANA JCBプリペイドカードです。
このカードで決済を行うと0.5%~0.65%還元でキャッシュバックを受け取れるメリットがあります。
そして、ANA JCBプリペイドカードに別のカードからチャージすることで、さらにポイントを取得することができます。
オススメ高還元率クレジットカード
ANA JCBプリペイドカードの具体的な還元率のしくみや紐づけ可能なカードの詳細については、以下の記事で解説しています。
その中でも高還元率なカードは以下です。
- 楽天カードJCB
- ビックカメラSuicaカード
- マネックスカード
これらのカードはいずれも基本還元率が1%ですので、組み合わせることで以下のような使い方ができます。
楽天カードJCB(1%)→ANA JCBプリペイドカード(0.5%~0.65%)→Revolut(0%)→d払い(0.5%)
これで合計2%~2.15%還元でd払いを使えます。
また、楽天カードは、楽天市場で2万円以上決済すると還元率が2%(通常ポイント1% + 期間限定ポイント1%)というキャンペーンを開催中です。
これも適用できれば、d払いの還元率を3%~3.15%還元まで上げることができます。
なお、このキャンペーンは毎月エントリーが必要です。詳細な条件の確認と合わせて、公式サイトよりエントリーしてください。
楽天カードの詳細を知りたい人は、以下のリンクからご確認ください。(発行申込もできます。)
クレジットカードを使わない方法
ここまで基本的にクレジットカードを使ってお得にする方法を紹介しましたが、クレジットカードを発行できない人、使いたくない人もいるかと思います。
そんな人には楽天銀行デビットカード(JCB)を使うのがオススメです。
デビットカードは還元率が低いことが多いですが、楽天銀行デビットカードなら1%還元(100円につき1楽天ポイント)を受けられます。
そのため、ANA JCBプリペイドカードと組み合わせることで以下のような使い方ができます。
楽天銀行デビットカード(JCB)(1%)→ANA JCBプリペイドカード(0.5%~0.65%)→Revolut(0%)→d払い(0.5%)
これで合計2%~2.15%還元でd払いを使えます。
楽天銀行デビットカード(JCB)の発行には楽天銀行の口座が必要となりますが、銀行としても優秀なため、ぜひ開設しておきたい銀行です。
サービス内容が非常に充実しており、
- 普通預金金利が簡単な条件で0.1%
- ATM入出金手数料が一月あたり最大7回無料
- 他行宛ての振込手数料が一月あたり最大3回無料
- 他行への自動振込機能あり
と、ネット銀行の中でも特に使いやすい銀行です。
また、この銀行のハッピープログラムを活用すれば、銀行サービスを利用するだけで勝手に楽天ポイントが貯まっていく点も便利です。
楽天銀行のサービス詳細や使いこなし方は以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。

まとめ
この記事では、d払いの還元率を高めてさらにお得に使う方法を紹介しました。
改めてまとめると以下のとおりです。
- Revolut + au PAYプリペイドカード
→2%以上の還元率を手軽に達成できる組み合わせ - ANA JCBプリペイドカード + 高還元のJCBブランドカード
→JCBブランドのクレジットカード所有者ならコレ - ANA JCBプリペイドカード + 楽天銀行JCBデビット
→クレジットカードを使えない/使いたくない人にオススメの方法
還元率を追求しやすく誰でも実現できる方法としては、1が最もオススメの手段です。
d払いは単体で0.5%~1%還元を無条件で受けれるのがメリットです。
使えるお店の範囲ではPayPayに劣ることもありますが、還元率を重視した決済を使いたい人には最もオススメしたいQRコード決済です。
優秀なプリペイドカードと組み合わせながら、ぜひ活用していってください。
特にd払いはPayPayでは実現できない還元率の上げ方もあるので、ぜひ参考にしてください。
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