Part1の記事では、クレジットカードの選び方や組み合わせるための考え方を解説しました。
ただ、それだけで「あとは自分で選んでね!」では不親切かと思います。
そのため、具体的にどんな組合せ方があるのか、超具体的に紹介していきます。
もちろん、これについては人の数だけ正解がある話です。1つの参考として役立てて頂ければと思います。
この記事を読むと、こんなことがわかります。
- おすすめのクレジットカードの組み合わせ
- クレジットカードの弱点のカバー方法
- ラクしてお得な組み合わせ方
実際に30枚以上のクレジットカードを使ってきた筆者の経験をもとに解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
なお、組み合わせる枚数としては、原則2枚で実現する方法を紹介していきます。
用途ごとに複数枚使ってもいいですが、管理が大変になるので、まずは基本の2枚という考え方です。
シンプルかつお得なものがいい

まずは、以下のようなとても欲張りな人向けの組み合わせです。
- よく使っているお店やネットショップは特にない。
- クレジットカードの特典には興味が無い。
- 面倒な管理はイヤ。
- ちゃんとお得な思いはしたい!
こんな人には、色んな決済でサクッと高還元率を出せる組み合わせがよいでしょう。
エポスゴールドカード + 6gram
2021年7月時点で、ラクさとお得さを両立した最適解はこの組み合わせです。
6gramはプリペイドカードですので、厳密にはエポスゴールドカード一本で全ての決済を行おうというスタイルです。
貯まるポイントはエポスポイントだけなので、ポイント管理もラクです。
エポスゴールドカードの選べるポイントアップの1つにmixiを指定し、6gramにチャージして決済を行うことで、ほぼすべての決済で1.5%還元にできます。
さらに、エポスゴールドカードは、年間100万円の決済ができれば追加で10,000ポイントもらえるので、これも合わせれば、ほぼ全ての決済で2.5%還元となります。
この組み合わせについては、以下の記事でも解説していますので、合わせてご覧ください。
また、エポスポイントではなく、もっと汎用的なポイントを貯めたいという人には、JC CARD エポスゴールドがおすすめです。
このカードについては以下の記事も合わせてご覧ください。
還元率1%以上のカード + au PAYプリペイドカード
「年間100万円も決済できないよ…」という人にはこちらの組み合わせがいいでしょう。
au PAYプリペイドカードで決済すると0.5%還元でPontaポイントをもらえるので、還元率をお手軽に底上げできます。
au PAYプリペイドカードにチャージできるカードには条件がありますので、以下の記事をご確認ください。
旅行やホテルが好き

旅行やホテル宿泊が好きな人には、トラベル系の特典が充実したカードを組み合わせるのもオススメです。
楽天市場でよく買い物をする

そのお得さと圧倒的なポイントの貯まりやすさから、有名なのが楽天市場とそれを軸とした楽天経済圏です。
当然メインとなるのは楽天カードです。
達成しやすい条件やキャンペーンに絞ってクリアするだけでも、楽天市場での還元率を10%以上にすることができます。
さらに、楽天市場での決済額を2万円以上にできる人は、街中での決済還元率を2%にできます。
ただし、そんな楽天カードの弱点が公共料金などの支払いが還元率0.2%となってしまう点です。
それをカバーするためのサブカードとしてエポスゴールドカードを使用します。
エポスゴールドカードであれば、選べるポイントアップショップに対象の公共料金を指定することで還元率1.5%にすることができます。
このカードついては、以下の記事でも解説していますので、合わせてご覧ください。
その他4大共通ポイントを貯めている

楽天経済圏以外にも4大共通ポイントを軸とした経済圏があります。
最もポイントを貯めやすいのは楽天カード率いる楽天ポイントですが、すでに他のポイントを貯めている人であれば、この後紹介する組み合わせ方も有力です。
au PAYカード + リクルートカード
Pontaポイントを貯めたい人ならメインに据えたいのがau PAYカードです。
au PAYマーケットでの還元が強烈なカードですので、ネットショッピングではメインカードとして使い倒すスタイルです。
ただし、au PAYカードはau PAY以外の電子マネーに関して弱く、特にモバイルSuicaのチャージでポイント付与されません。
そこで、電子マネーのチャージに強いリクルートカードをサブカードとしてカバーします。
リクルートカードの還元率は1.2%と比較的高いうえ、このカードで貯まるリクルートポイントは、Pontaポイントに等価交換できるので、メインとサブでポイントを統合できる点もメリットです。
dカード + リクルートカード
dポイントを貯めたい人であれば、この組み合わせが汎用性が高いです。
基本的な考え方はau PAYカードとの組み合わせ方と同じです。
dカードがお得になる店舗ではメインカードとしてdカードを使い、電子マネーへのチャージなどではリクルートカードを使っていく形です。
リクルートポイントはdポイントにも等価交換できるため、ポイント統合できるメリットも同じです。
また、docomo回線利用者や年間の決済額が多い人の場合、dカードGOLDの利用も検討の余地があります。
どんな人がdカードGOLDの利用に向いているかは、以下の記事で他のカードと比較しながら解説していますので、合わせてご覧ください。
リクルートカード発行の注意点
リクルートカードは1.2%還元と素の高さが魅力の便利なカードですが、国際ブランドに関して注意が必要です。
VISA/MasteerCard/JCBから国際ブランドを選べますが、微妙にサービスが異なります。
一覧にまとめると以下のとおりです。
サービス内容 | VISA | MasterCard | JCB |
---|---|---|---|
モバイルSuicaへのチャージ | ○ | ○ | ○ |
楽天Edyへのチャージ | ○ | ○ | × |
SMART ICOCAチャージ | ○ | ○ | × |
ETCカード発行手数料 | 1100円 | 1100円 | 無料 |
ETCカード年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
国際ブランドに迷ったら、
- 楽天EdyやSMART ICOCAにチャージして使いたい
→VISAかMastercard - リクルートカードでETCカードを利用したい
→JCB
という考え方で決めるとわかりやすいです。
なお、リクルートカードはVISAかMasterCardブランドのどちらかとJCBブランドで2枚持ちも可能です。(発行会社が異なるため)
リクルートカードは電子マネーに対するポイントの付与に月間3万円までの上限があるので、2枚発行して実質的に上限額を引き上げる方法も有効です。
とにかくお得にしたい

あらゆるポイントを還元率にこだわって貯めたい人向いた組み合わせ方です。
普段の決済で発生するポイントを効率よく貯め、以下のような、お得なキャンペーン開催に合わせて一気に変換して使うスタイルです。
- dポイント15%増量キャンペーン
- ウェルシアのTポイント支払いで1.5倍
- Pontaポイントのau PAYマーケットでの増量キャンペーン
色んなポイントを使いこなし、ポイントに最大限の効率性を求める、言わばポイ活ユーザー向けの組み合わせ方と言えるでしょう。
JQ CARD エポスゴールド + セゾンパールAMEX Degital
様々なポイントを高還元で貯めることができるカードとしては、JQ CARD エポスゴールドをメインカードとして使用していく方法が考えられます。
このカードで貯まるJRキューポがとても優秀で、TポイントやPontaポイント、エポスポイントなど、幅広いポイントに等価交換できます。
さらに、先述の6gramとの組み合わせで最大2.5%還元も現実的なので、屈指の高還元カードとも言えます。
これだけでも十分高還元ですが、さらにお得さを追求し、セゾンパールAMEX Degitalを組み合わせます。
QUICPayでの支払いで無条件3%還元ですので、QUICPayが使えるお店限定で使うサブカードとして活用していきます。
このカードで貯まる永久不滅ポイントはdポイントに等価交換できるので、そこそこ汎用性は高いです。
さらに、ポイントをまとめたい場合は、JQ CARDセゾンというカードを発行することで、永久不滅ポイントとJRキューポを等価交換することもできます。
(3枚目のカードとなるため、ここでは詳細は割愛します。)
こうして貯めたポイント達をまとめてキャンペーンで活用し、普段の生活費はポイント利用で節約する、といった使い方ができるのでおすすめです。
まとめ
この記事では、クレジットカードの弱点をカバーしたり、良さを伸ばすための組み合わせを具体的に紹介していきました。
改めてまとめると以下になります。
- シンプルかつお得
エポスゴールドカード + 6gram
還元率1%以上のカード + au PAYプリペイドカード - 楽天市場でよく買い物をする
楽天カード + エポスゴールドカード - その他4大共通ポイントを貯めている
au PAYカード + リクルートカード(Pontaポイント)
dカード + リクルートカード(dポイント) - とにかくお得にしたい
JQ CARD エポスゴールド + セゾンパールAMEX Degital
これはあくまで一例ですが、コスパのいいカードを無理なく組み合わせることが出来るのでオススメです。
お得な発行方法
今回紹介した各種カードを発行する場合、ポイントサイトを経由するのがお得です。
どのポイントサイトを使うのがよいかは、その都度ポイントが変動するので比較検討する必要があります。
当ブログとしては、以下のサイトを候補として推奨しており、どこ得で検索のうえ、その時点で最もお得なサイトから発行するのがよいでしょう。
- モッピー
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