銀行を使うなら、店舗型の銀行よりもネット銀行を使った方がいいのは有名です。
そんなネット銀行では、サービスをちょっと組み合わせるだけで、毎月数百ポイントをほぼ自動で貯めることができます。
この記事では、よりお得にネット銀行を使い倒したい人に向けて、ネット銀行をポイント製造マシーンにする方法を解説していきます。
- 毎月自動でポイントを貯める方法
- 利用するべきネット銀行とサービスの組み合わせ方
たかが数百ポイントと思われるかもしれませんが、年間で見れば数千ポイントになります。ちょっとした利息のように扱えるのでバカになりません。
日々の生活をお得にするための参考にしてください。
ネット銀行をフル活用

早速、どんな銀行とサービスを組み合わせるべきかまとめると以下のとおりです。
- 新生銀行
- 新生ポイントプログラムにエントリー
- インターネットバンキングにログイン(任意)
- メールマガジンを受信(任意)
- SNSキーワードを入力(任意)
- 住信SBIネット銀行
- スマプロランク3以上に上げておく
- 新生銀行から月8万円分の定額自動入金サービスを設定しておく
- 新生銀行へ1回1万円の定額自動振込を月8回設定しておく
これだけで毎月最高240ポイントを獲得できます。(新生銀行の任意もものを取り組まない場合は231ポイント)
さらに、給与受取口座等を任意の銀行に指定できる人は、以下の銀行と設定も組み合わせるのがオススメです。
- T NEOBANK
- 給与受取口座に設定しておく
- みんなの銀行に月1回5万円を定額自動振込を設定しておく
- スルガ銀行Dバンク支店 or みんなの銀行
- T NEOBANKへ1回1万円の定額自動振込を5回設定しておく
これで毎月180ポイントを上乗せできます。
つまり、毎月最高520ポイントをほぼ自動的に貯めることができるのです。
【毎月240ポイント】特に使いたい組み合わせ方

新生銀行
新生銀行では新生ポイントプログラムというポイント還元サービスがあります。
エントリーすれば、その月の新生銀行の利用状況に応じてTポイント、dポイント、nanacoポイントの中から選んでポイントを獲得できるプログラムです。
ポイントが貯まる条件はたくさんありますが、取り組みやすい項目は以下になります。
獲得条件 | ポイント数 | 月間上限 |
---|---|---|
新生ポイントプログラムにエントリー | 1 | |
インターネットバンキングにログイン | 3 | |
新生銀行から配信される特定のメールを受信 | 3 | |
新生銀行のSNS公式アカウント(facebook、Twitter、LINE) いずれかで、特定キーワードを入力 | 3 | |
口座へ1回1万円以上の振込入金 | 25/回 | 200 |
特にオススメしたいのが、口座への振込で25ポイント獲得できる条件です。
毎月エントリーする作業は必要ですが、それさえ注意すれば、新生銀行に1万円振込入金するだけで毎月200ポイント稼げるのです。
その他の条件は手作業が発生しますし、獲得できるポイントも少ないので、こういった作業が苦ではない人だけ取り組めばよいです。
その他新生銀行のサービスの詳細については、以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。
住信SBIネット銀行
毎月ポイントを自動で獲得するために活用したいのが住信SBIネット銀行です。
定額自動入金サービスと定額自動振込サービスに対応しているため、他行から自動で資金を吸い上げたり、他行への自動での振込みをこの銀行1つで設定できます。
また、スマプロランク3になれば振込手数料を10回も無料にできます。
そのスマプロランク3も手軽に達成できます。以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。
つまり、スマプロランク3を達成したうえで、新生銀行への1万円の定額自動振込×8回を設定すれば、新生銀行のポイント条件を自動的にクリアできるようになります。
また、その新生銀行へ振込んだ8万円を定額自動入金でまとめて吸い出せば、資金を還流させながらほぼ自動で毎月クリアできるわけです。
さらに、住信SBIネット銀行の場合、定額自動入金サービスを利用すると毎月30ポイントのスマプロポイントも獲得できます。
月に1回でも定額自動入金サービスの利用があれば30ポイントを獲得できるので、新生銀行から吸い上げる資金は8万円分まとめて行って問題ありません。
【毎月180ポイント】さらに稼ぎたい人向けの組み合わせ

新生銀行×住信SBIネット銀行の組み合わせ技を行いまだ余力がある人は、T NEOBANKを活用した組み合わせもオススメします。
T NEOBANK
T NEOBANKにも新生銀行と似たサービスがあり、Tポイントを獲得できます。
特に取り組みやすい項目は以下になります。
獲得条件 | ポイント数 | 月間上限 |
---|---|---|
給与振込 | 30 | |
他行からの振込(1万円以上) | 30 | 150 |
口座振替 | 5 | |
外貨積立(1万円以上) | 10 |
新生銀行と異なる特徴として、給与振込で30ポイント獲得できます。
自身の勤め先の給与振込を変更できる人であればぜひ活用したいところです。
その他、新生銀行と異なる点に関しては以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。
そして、特に活用したいのは、新生銀行と同じく他行からの入金でポイントをもらえる特典です。
1回あたり30ポイントで月上限は150ポイントですので、毎月5回までの振込が対象となります。
ただし、この振込に関しては住信SBIネット銀行からの振込は対象外となっているため、別の銀行と組み合わせる必要があります。
そこで、候補となる自動振込サービスを備えた銀行を挙げていきます。
自動振込サービスを提供している銀行
楽天銀行
楽天銀行ではランク条件を達成するか、給与振込先として指定することで最大3回まで振込手数料が無料となります。
そして、振込予約サービスによる自動振込にも対応しているためT NEOBANKとの相性がいいです。
楽天銀行のランク条件をクリアする方法は以下の記事で解説しています。
また、楽天銀行のサービスの詳細は以下の記事で解説していますので、合わせてご覧ください。
スルガ銀行Dバンク支店
スルガ銀行Dバンク支店ではスルガSTARプログラムと呼ばれるランク制度を提供しています。
最高ランクの4ツ星になれば他行振込手数料が月10回無料になるうえ、以下のとおり、ランク達成条件も簡単です。
- 円預金残高20万円以上
- デジタル通帳を利用
無料回数の多さや達成難易度の低さから、この記事で紹介している他の銀行よりも利便性が頭一つ抜けているのでオススメです。
みんなの銀行
みんなの銀行も定額自動振込サービスを提供しています。
また、この銀行は月額課金制のプレミアムサービスに入会していると、他行振込手数料を月10回まで無料にできます。
プレミアムサービスによって得られる優遇は以下になりますが、月々600円の費用をかけて得られるサービスとしては、正直微妙です。
サービス内容 | 通常 | プレミアムサービス |
---|---|---|
サービス利用料 | 0円 | 600円/月 |
普通預金金利 | 0.01% | 0.01% |
ATM出金手数料無料回数 | 0 | 15 |
他行振込手数料無料回数 | 0 | 10 |
デビットカードキャッシュバック率 | 0.2% | 1% |
レコード連携先データ一括更新 | × | ○ |
カバー機能の利用 | × | ○ |
ただし、このプレミアムサービスは新規口座開設者限定でプ1年間無料トライアル期間を実施中です。(プレミアムサービスを即解約しても1年間無料になります。)
このため、1年間は無条件で他行振込手数料を10回無料にできるようになるため重宝します。
GMOあおぞらネット銀行
GMOあおぞらネット銀行にもランク制度「カスタマーステージ」がありますが、一番下のランクでも他行振込が月1回無料になる点が強みです。
ランク制度を上げると最高20回まで無料にできますが、数百万円単位での外貨預金残高が必要となるため達成条件は厳しいです。
自動振込を毎月1回分底上げする用途として活用できる銀行です。
まとめ
この記事では普段銀行を使っていくだけで、ほぼ自動でポイントを貯める方法を紹介していきました。
ぜひ活用したいのは新生銀行×住信SBIネット銀行の組み合わせです。
- 新生銀行
- 新生ポイントプログラムにエントリー
- インターネットバンキングにログイン(任意)
- メールマガジンを受信(任意)
- SNSキーワードを入力(任意)
- 住信SBIネット銀行
- スマプロランク3以上に上げておく
- 新生銀行から月8万円分の定額自動入金サービスを設定しておく
- 新生銀行へ1回1万円の定額自動振込を月8回設定しておく
これだけで毎月最高240ポイントを獲得できます。(新生銀行の任意もものを取り組まない場合は231ポイント)
また、給与受取口座等を任意の銀行に指定できる人や、余力のある人はT NEOBANKも併用できます。
- T NEOBANK
- 給与受取口座に設定しておく
- みんなの銀行に月1回5万円を定額自動振込を設定しておく
- スルガ銀行Dバンク支店 or みんなの銀行
- T NEOBANKへ1回1万円の定額自動振込を5回設定しておく
これで毎月180ポイントを上乗せでき、毎月最高520ポイントをほぼ自動的に貯めることができます。
表現として大げさですが、これも立派な不労所得です。
ノーリスクで取り組めるお得な制度は積極的に活用していきましょう。
お得な開設方法

この記事の最後に今回紹介した各銀行のお得な開設方法を紹介します。
新生銀行
新生銀行では、公式ページで新規口座開設者向けに7,000ポイントを獲得できるキャンペーンをやっています。
新生銀行はポイントサイト経由の開設でポイントをもらえる案件もありますが、注意書きに銀行側公式キャンペーンと併用不可と記載されています。
このため、新生銀行の口座開設は公式ページから行う方がオススメです。
T NEOBANK・スルガ銀行Dバンク支店・GMOあおぞらネット銀行
T NEOBANK・スルガ銀行Dバンク支店・GMOあおぞらネット銀行はポイントサイトなどでの案件はありません。
公式サイトより普通に口座開設していく形となります。
みんなの銀行
みんなの銀行はスマホでアプリから開設することになります。
もちろん、普通に開設しても問題ないですが、既に口座を持っている人から紹介してもらうと、開設翌日に1,500円がもらえるのでおすすめです。
もし、周りにみんなの銀行の口座を持っている人がいない場合は、当方が口座所持者ですので、以下の情報を活用ください。
口座開設の流れ
- 公式サイトからみんなの銀行アプリをダウンロード
- 口座開設手続きを実施
- 手続の最後に紹介コード入力欄が出てくるので「avHPHjem」を入力
- 開設完了翌日に口座に直接1,500円が振り込まれる
※金額は変更になる可能性があり、詳細や適用条件は口座開設時の注意事項をご覧ください
楽天銀行・住信SBIネット銀行
楽天銀行や住信SBIネット銀行のお得な開設方法は、各系列の証券会社(楽天証券、SBI証券)の口座開設を申込み、その際同時に銀行側を開設するという方法です。
証券会社としてどちらも優秀ですし、銀行との連携サービスを利用するために必須なため、とりあえず開設しておく程度のスタンスでも損はないです。
ポイントサイトの活用
楽天証券やSBI証券の開設は、ポイントサイトを介して行うのがオススメです。
日にちによって獲得できるポイント数に変動がありますが、数千円相当のポイントをもらえます。
達成難易度も複雑な条件が不要で非常にお得なポイント稼ぎになるため、手間をかける価値があります。
特に、当ブログでは以下のポイントサイトを候補として推奨しています。
これらのサイトはポイントの出口戦略を立てやすく、他社ポイントへの変換・現金化といった方法が豊富なためオススメです。
詳細については、以下のページを合わせてご覧ください。

各種ポイントサイトに登録したい場合は、以下のリンクをご活用ください。
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