当ブログでは毎月ほぼ自動で数百ポイントを生み出す方法を紹介しています。
この記事では、さらに多くのポイント獲得に向けてこだわった内容を紹介していきます。
しかも、今回紹介する手法は上記2記事よりも手間はかかり、よりリスクをとる手法ですが、全て取り組めば毎月2,000ポイント程度は稼げる手法です。
獲得できるポイントが多い分多少のリスクはありますが、トータルで見ても割のいい手法ですので、少しでもお得に生活したい人はぜひ参考にしてください。
クレジットカード積立を徹底活用

活用するのは証券会社のクレジットカード積立です。
証券会社の中には、毎月50,000円を上限にクレジットカードで投資信託を購入できるサービスを展開しており、購入額に応じてポイントを獲得できます。
投資信託を購入するため資金が必要に思うかもしれませんが、値動きの小さい国内債券を購入し、即売却する手法を用いることで実質的にほぼ手出しなしでポイントだけ獲得できます。
- クレジットカードで投資信託を積立購入
- 投資信託を売却
- 売却した投資資金が口座を入金
- クレジットカードで積み立てた金額の引き落としが発生
この流れにより、資金をクルクル回転させながらポイントを獲得できるのです。
この手順中2と3(一部証券会社は自動)ついては手作業が必要ですが、慣れれば作業時間にして1分の世界なので、そこまで手間ではありません。
もちろん、普通に投資をしたい人は国内債券ではなく、普通に好きな銘柄を選んで資産形成として活用しても問題ないです。
この記事ではポイント獲得に主眼を置いて解説していきます。
国内債券方の投資信託は安全か?
値動きが小さいとはいえ投資信託ですから、国内債券型でも当然元本割れの可能性があります。
このため、もらえるポイント以上に元本割れしていたらわざわざ取り組むメリットはありません。
そこで、最も信託報酬が低くこの記事での用途にオススメの銘柄として挙げたいeMAXIS slim国内債券インデックスの騰落率を見てます。
2021年4月26日版の運用報告書を見てみると、2019年5月13日〜2020年5月12日の期間の月ごとの騰落率が開示されており、0.2%〜1,0%程度(7月末~8 月末だけ2.7%)で推移していることがわかります。
あくまで1カ月間ずっと運用していた時の騰落率であり、今回は数日で売却することを考えていますから、より騰落率は小さくなると考えられます。
絶対今後もプラスになるかはわかりませんが、少なくとも1.0%程度の還元を受けられるなら、かなり割のいい投資であることは間違いありません。
活用すべき証券会社

具体的にどんな証券会社×クレジットカードを活用すべきかを紹介します。
候補となり得るのは4種類です。
- 楽天証券×楽天カード
- SBI証券×三井住友カード
- マネックス証券×マネックスカード
- auカブコム証券×au PAYカード
なお、証券会社×クレジットカードの各社比較や、具体的に貯まるポイントについては以下の記事で行なっていますので、あわせてご覧ください。
楽天証券×楽天カード
長年お得の代名詞的だった楽天カードでの積立ですが、2022年9月買付分から代行手数料(楽天証券の取り分)が0.4%未満の銘柄を買い付けた分のポイント付与率が0.2%となりました。
ただし、ポイント狙いの場合、このルールを逆手にとります。
つまり、代行手数料が0.4%以上の投資信託を購入&即売りすれば変わらず1.0%還元なので、そんな投資信託を狙うということです。
具体的に候補になるのは、
東京海上・円資産バランスファンド(年1回決算型)(円奏会(年1回決算型))
です。このファンドは株式やREITにも投資しますが、債券比率が70%以上なので及第点として代用できます。
また、信託報酬は0.9%程と高めですが、どうせ数日で売却するのであればほとんど誤差レベルです。
これに加えて楽天キャッシュ分の積立(0.5%還元)も上乗せできるので、ポイントを稼ぐ目的であれば毎月低リスクで750ポイント稼げるようになります。
また、楽天銀行を楽天カードの引落し先に設定しておけば、楽天証券で売却した資金を自動で楽天銀行に払い出せます。(オートスイープ機能)
毎月の作業が投資信託の売却手続きだけで済む点もメリットです。
SBI証券×三井住友カード
三井住友カードのクレジットカード積立は券種によって付与率が異なります。
基本はノーマルカードで積立を実施したときの0.5%付与(毎月最大250pt)です。
ただし、三井住友カードゴールド(NL)であれば1.0%付与で積み立てできます。
年間100万円決済できれば年会費無料で保有できるカードですので、条件を満たせる人であればこちらのカードの方がオススメです。
そして、クレジットカード積立に使用するカードを発行する場合は、ポイントサイトを経由して発行するのがオススメです。
三井住友カード(NL)、三井住友カードゴールド(NL)どちらもカード発行するだけで数千ポイントを獲得できる案件があるからです。
特に、当ブログでは以下のポイントサイトを候補として推奨しています。
これらのサイトはポイントの出口戦略を立てやすく、他社ポイントへの変換・現金化といった方法が豊富なためオススメです。
詳細については、以下のページを合わせてご覧ください。

各種ポイントサイトに登録したい場合は、以下のリンクをご活用ください。
マネックス証券×マネックスカード
マネックスカードのクレジットカード積立はこの記事で紹介している組み合わせの中で最も還元率が高く1.1%還元となっています。(毎月最大550pt)
ただし、銀行口座への自動払出に対応しておらず、投資信託売却後の資金が証券口座内に残り続けるため、手動で銀行口座へ振り替える手間が発生する点には注意が必要です。
auカブコム証券×au PAYカード
au PAYカードでの積立は1.0%還元です。(毎月最大500pt)
auカブコム証券はSBI証券やマネックス証券と異なり、投資信託の保有残高に応じたポイント付与率が低い(詳細は先述の比較記事参照)です。
このため、どちらかと言うと今回紹介しているポイント稼ぎの用ととしての活用に向いている証券会社となっています。
特にSBI証券やマネックス証券ですでに資産形成のために投資信託積立をやっている人がポイント目的で活用するのに最適です。
また、auカブコム証券もauじぶん銀行とマネーコネクトによる口座連携に対応しています。
au PAYカードの引落しをauじぶん銀行に設定しておけば、楽天証券×楽天カードの組み合わせと同様、毎月の作業が投資信託の売却手続きだけで済みます。
積立日時と売却可能日を抑える

クレジットカード積立を利用するに当たって、証券会社×クレジットカードごとに積立設定締切日や実際の買付日などが微妙に異なるので注意が必要です。
各種日程 | 楽天証券× 楽天カード | SBI証券× 三井住友カード | マネックス証券× マネックスカード | auカブコム証券× au PAYカード |
---|---|---|---|---|
積立設定締切日 | 毎月12日 | 毎月10日 | 毎月10日 | 毎月9日の2営業日前 |
買付日 (休業日の場合は翌営業日) | 翌月8日 | 翌月第1営業日 (利用明細上は毎月14日頃) | 毎月24日 | 翌月1日 |
カード引落日 (休業日の場合は翌営業日) | 翌月27日 | 翌月10日 or 26日 | 買付日の月の翌月27日 | 買付日の月の10日 |
特に国内債券型の投資信託を購入して即売りする場合は買付日を抑えておく必要があります。
だいたい買付日の2~3営業日後から売却ができるようになるので、慣れないうちはカレンダーアプリなどにスケジュール登録しておくとよいでしょう。
まとめ
この記事では、毎月より多くのポイントを貯めるための手法として、クレジットカード積立とオススメの証券会社を紹介しました。
投資信託を購入する分元本割れのリスクはありますが、獲得できるポイント数も考慮すると相当プラスになりやすい手法です。
この記事で紹介した4種類を併用すると、毎月最大2,300ptを獲得できる計算です。
1年換算にすると27,600ptにもなります。
各証券で積立てた資金を売却していく作業が必要なため自動化はできないですが、その手間を許容できる人であればぜひ活用してみてください。
お得な開設方法
この記事の最後に、各証券口座のお得な開設方法を紹介します。
楽天証券、SBI証券、マネックス証券、auカブコム証券に関しては少々手間をかけられる人であれば、断然ポイントサイト経由での開設をおすすめします。
日にちによって獲得できるポイント数に変動がありますが、SBI証券なら6,000円前後分、マネックス証券やauカブコム証券は5,000円前後分のポイントをもらえることが多いです。
達成難易度としても複雑な条件が不要なことが多く(口座開設と少額の取引だけといったもの)、非常にお得なポイント稼ぎになるため、手間をかける価値があります。
特に、当ブログでは以下のポイントサイトを候補として推奨しています。
これらのサイトはポイントの出口戦略を立てやすく、他社ポイントへの変換・現金化といった方法が豊富なためオススメです。
詳細については、以下のページを合わせてご覧ください。

各種ポイントサイトに登録したい場合は、以下のリンクをご活用ください。
コメント